不眠症対策にも良い?ナッツオイルの驚くべき効能

 

ナッツオイルといえば、食用油というより、マッサージやスキンケアなど、美容系オイルとしての認知度の方が高いかもしれません。
しかし、ナッツオイルは、食用油としても優秀で、不眠症の改善をはじめとする多くの健康効果があるとわかっているのです。
では、ナッツオイルの成分の働きや効果について、詳しくご紹介していきます。

 

 

ナッツオイルが天然の睡眠薬と言われる理由

ナッツオイルには、種類によってはオメガ3や6、9の脂肪酸を含むものもあり、ビタミンEも豊富です。
これだけでも様々な健康効果が期待できるわけですが、
これに加えナッツオイルには、睡眠誘導に必要な成分も含まれているのです。

 

ナッツに含まれるトリプトファンが眠りに関係

睡眠は、脳内の「セロトニン」という物質の量が、十分にあることで正しく機能します。
このセロトニンを生成する素となっているのが、「トリプトファン」という成分。
これはタンパク質を構成するアミノ酸の一種で、ナッツ類、肉や魚、卵、豆類などに多く含まれています。

 

ナッツを原料とするナッツオイルにも、豊富なトリプトファンが含まれるため、
不眠症の改善に役立つと言われているわけです。

 

ナッツオイルで不足を補えば続けやすい

不眠症を改善したい人は、トリプトファンが多く含まれる食材を、毎日バランス良く摂っていくことが基本です。
ただ、食事だけで必要な量を摂るのが難しい場合もあるでしょう。

 

そこで食事で不足している分を、ナッツオイルで補うようにすれば気軽に習慣にすることができます。
また、酸化にも強いので、炒め物程度なら加熱料理にも使えます。
今日はあまり眠れそうにないな、という時に、ホットミルクなどに混ぜて飲むのも良い方法ですね。

 

ナッツオイルは認知症やうつ病にも効果的

ナッツオイルに含まれるトリプトファンは、睡眠効果の他に認知症やうつ病に対しても良い働きをします。
認知症とうつ病は、どちらも脳の萎縮から出る症状と言われています。

 

そして、脳の萎縮は、脳内のセロトニンとドーパミンの不足が原因と考えられているのです。
トリプトファンは、セロトニンとドーパミンを増やすための素になるので、脳の萎縮に対抗することが期待できます。

 

薬よりも天然物質の方が脳に浸透しやすい?

脳の神経細胞を守っている、血液脳関門(BBB)というバリアは、抗うつ剤などの成分を通しにくいと言われています。
しかし、アミノ酸、糖、アルコール、カフェイン、ニコチンなどに限っては、BBBに浸入することができるため、アミノ酸であるトリプトファンも通ることができるわけです。

 

このことから、天然物質のトリプトファンを脳に取り込んでいく方が、うつ病の予防や改善には、効果的だということです。
また、睡眠によってもセロトニンが増えると言われていますので、トリプトファンで睡眠効果を上げることも、良い対策になるわけです。

 

ナッツオイルの1日の適正摂取量は?

睡眠効果やその他、脳への働きを十分に得ようとする場合、成人で1日約1,000mg程度のトリプトファンを摂った方が良いと言われています。
これをオイルだけで摂ることは不可能ですので、基本的にはバランスの取れた食事を心がけましょう。

 

ナッツオイルは、炒め物などの調理に使うだけで十分です。
他の油を使うよりも、多めにトリプトファンが取れるという感覚で活用するのがポイント。
1日3食の調理で使うとして、大さじ1〜3杯までが理想的。
あまり摂り過ぎると肥満や、他の病気の原因になることもあるので、摂り過ぎには注意しましょう。

 

脳に良いナッツオイルの種類まとめ

不眠症や認知症、うつ病対策におすすめのナッツオイルを種類別でご紹介します。ナッツオイルには、スキンケアやアロマ用途専用の商品もあります。食用油と記載されているものを選ぶようにしましょう。

 

食用アーモンドオイル

オメガ9の脂肪酸が主成分のため、熱に強くて酸化しにくいタイプで、加熱調理が可能。
トリプトファンが豊富な他、生活習慣病の予防などに効果的なオレイン酸、老化防止に良いビタミンEも摂れます。

 

海外産のものが安くて手に入りやすく、オーフスカールスハムン(イギリス産)、ギャバン(フランス産)などのブランドが人気です。
アーモンドオイルは、テレビでも効果が紹介されているため、テレビで知って購入している人が多いようです。

 

ウォールナッツオイル(クルミオイル)

オメガ3のα-リノレン酸、オメガ6のリノール酸、ビタミンEが豊富で、脳に良いトリプトファンやコリンが含まれています。
α-リノレン酸にも脳を活性化させる働きがあるため、脳へのエネルギー源として十分活用できるでしょう。

 

α-リノレン酸が熱に弱いため、加熱料理には向きません。
こちらも、海外産のオーフスカールスハムンや、ギャバンの商品が人気です。

 

マカダミアナッツオイル

オメガ9脂肪酸のオレイン酸をはじめ、パルミトレイン酸、ビタミンE、ミネラル、トリプトファンなどが含まれており、栄養素は非常に豊富。
これらの成分には、生活習慣病の予防対策や、美容効果も期待できます。

 

酸化しにくいタイプなので、加熱調理に利用できます。
海外産のものが手に入りやすいですが、他のナッツオイルに比べて価格は高めです。

 

ナッツアレルギーの人は注意が必要です

ナッツにアレルギー反応が出る人は、少なくはないようです。
厚生省からも、ナッツが含まれる食品には、アレルギー物質としての記載が義務づけられています。
主なアレルギー症状は、じんましん、腹痛、下痢、口内・喉のかゆみ、嘔吐などが多く、酷い症状ではアナフィラキシーショックも報告されています。
これまでに、ナッツを食べてアレルギー反応が出たことのある人は、ナッツオイルの利用はおすすめしません。

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